2013年5月18日

iTunes 11.0.3 - “曲”ビューでアルバムアートワークに期待したけれど・・・

Appleから、iTunes の新しいバージョンがリリースされました。

AV Watch - アップル、iTunes 11.0.3公開。ミニプレーヤーを改善
複数ディスクアルバムを1枚のアルバムとして表示


具体的なアップデート内容は以下の通り。
  • 新しいミニプレーヤー。 アルバムアートワークを見せるために美しくデザインされた新しい表示が含まれます。また、ミニプレーヤーに進行状況バーが組み込まれました。
  • 改善された“曲”ビュー。 “曲”ビューでアルバムアートワークを楽しめるようになりました。
  • 複数ディスクのアルバム。複数のディスクで構成されるアルバムが 1 枚のアルバムとして表示されます。
  • このアップデートには、大きな iTunes ライブラリを検索および並べ替える際のパフォーマンスの改善も含まれます。
太字にした二番目と四番目の内容が気になります。

特に「曲ビュー」で使う人なんで、今まで表示されなかった「アルバムアートワーク」が表示できるってだけで期待しちゃいます。(iTunes 11 になってから、楽曲表示の際、左隅にアルバムアートワークを表示できなくなったんで iMac はいまだに iTunes 10.7 のままです)


WindowsPC(DELL Vostro1200)には iTunes 11 を入れているんで試してみました。曲ビューでアルバムタイトル順にソートしたのが下の状態。

期待していたアルバムアートワークは確かに表示されるんですけど、なんか違うというか、邪魔くさい。ライブラリの楽曲が少なければそれでも我慢できるけど、楽曲が多いと使いにくそう。


拡大。

こんな感じで「アートワークのサイズ」を最小にしても、(1曲だけでも)3行分(曲分)を占有。
1曲でも3曲分のスペースを占有。




アルバムアートワークは「表示」→「表示オプションを表示」で設定可能です。(Windowsの場合)

(縦方向に757ピクセルある設定画面なんでネットブックだと厳しい画面!)

表示順序を「アルバム」に設定し、「アートワークを表示」「常に表示」にしたのが上の画面なわけです。(アートワークのサイズはスライダで最小に)

「アートワークを表示」と「常に表示」があってわかりにくいんですが、「アートワークを表示」+「常に表示」だとけにチェックをすると上のように「1曲でも3行状態」になります。


シングルやらダウンロードしたサンプル楽曲が多いと縦方向が間延びして画面がスカスカになるんで、「常に表示」のチェックを外すとこんな感じになります。
(並び替えが「アーティスト別アルバム」になってます)


この場合、3曲以上のものだけにアルバムアートワークが表示されるということのようです。(賢そうなんだけど、2曲しか入ってない長尺モノなアルバムもあるわけで・・・)

またこの小さいアートワークの部分を使って、ジャケット写真をコピーしたりペーストしたりすることはできませんでした。
リッピング時に iTunes Store から自動取得したアルバムアートワークをコピー、一旦画像を削除してからコピーしておいた画像をペーストする(こうすることでリッピングしたデータそのものに画像が埋め込まれる)という作業には向いてないようです。

率直な感想を言えば、なんで以前の場所に表示させてくれないの?ということ。

2 件のコメント:

  1. とおりすがり2013年5月21日 18:53

    >なんで以前の場所に表示させてくれないの?
    というのは多分左下アート表示のことだと思われますが、記述の部分はiTunes10シリーズにあった「アルバムリスト」表示の復活なので、新規の表示法ではなく以前の表示法を復活させたものです。

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    1. コメントありがとうございます。
      ご指摘の通り、iTunes10までの左下の「あれ」です。

      >記述の部分はiTunes10シリーズにあった「アルバムリスト」表示の復活なので、新規の表示法ではなく以前の表示法を復活させたものです

      これで合点がいきました。
      iTunes10.7でアルバムリスト表示にしてみたところ、iTunes11での「曲」表示と同じでした。
      求めているものが違ったわけですね。
      旧来からの「リスト表示」で「カラムブラウザを表示」というニーズって少ないのでしょうか。

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