2012年12月7日

The Trampolines - 「スウェーデン」イメージで

The Trampolines(トランポリンズ)というバンド、1996年にファーストアルバムが日本でもリリースされたし、その後もアルバムのリリースがあり、日本では3枚のアルバムがリリースされています。



当時売れてたスウェーデン出身のバンド、The Cardigans(カーディガンズ)の流れでトーレ・ヨハンソン関連のアルバムやコンピレーションアルバムが続々リリースされていた頃。
Sweden Max とか Voice of Sweden などのコンピレーション、Mejaなんかもこのあたりに売れましたね。
日本からも原田知世やjenkaなど、トーレ・ヨハンソンにアルバム制作を依頼する人がいましたし。

日本だけで売れたわけじゃなく、USでカーディガンズが売れたんでその余波なんでしょうね。 Voice Of Sweden は Vol. 6 までリリースされてます。

で、トランポリンズなんですけど、パワーポップ系で好きなバンドです。(1枚目と2枚目はブックオフとかで250円とか105円で売られているんで入手性は容易かと)

上の写真を見ていただくとわかるかと思うんですが、バンドを前面に出さず、イメージで売ったという感じ。ジャケ買いしてもらうための日本盤専用ジャケットなわけです。(アルバムのブックレットなどのアートワーク含め)


下の写真、どちらも同じバンドの同じアルバムです。(曲順、曲数も同一)



Sweden仕様のものが右。日本盤が左です。

イメージのギャップがすごいなと思いました。
日本盤だとバンドメンバーの写真が積極的に使われていないんで覆面バンドか?と思ったりしましたが、日本ではバンドを前面に出さないことを選んだということですね。
(たしかにSwedenのポップ、ロックが売れてるって時期でもこのジャケットじゃ売れないわなぁと)

音楽(中味)で勝負すべきなんだから、ジャケット(顔)なんかどうでも良いと言えるかもしれないけど、やっぱり日本でのマーケティングは正解だったと思う次第。
マーケティングがうまくいったから3枚も日本盤が出たんだろうなと思います。
(カーディガンズはジャケットの差し替え無しでしたが、オリジナルが良かったからでしょう)


  

1 件のコメント:

  1. わたしもスウェーデン版のジャケットを見てびっくらこいたひとりです(笑)
    もちろん持ってるのは右の方

    返信削除