言いたいことは表題の通りなんですが、ヘッドフォン・イヤフォンのモデルチェンジサイクルが早く、すぐに陳腐化してしまうのは如何なものかと思うわけです。
最新のカタログ(冊子)を見たらMDR-XBシリーズは新モデルのみの掲載。
旧モデルが店頭から姿を消すのは早そうな感じです。
https://www.sony.jp/headphone/products/MDR-XB700/
https://www.sony.jp/headphone/products/MDR-XB900/
MDR-XB700,XB500,XB300の発売は2008年11月だったようですから、「4年目のモデルチェンジ」。(以前のクルマのフルモデルチェンジ(FMC)サイクルと一緒ですね)
新ジャンルの製品としては寿命は長い方なのかもしれませんが、「タイヤホン」として親しまれたデザインが「改良」され「すっきり系」の最近のソニーデザインになってしまって魅力減。
イヤフォンのXBシリーズは着実に進化してる感じで、今年のモデルもいつもより小さめのイヤピースを使うことで耳の奥まで入れるとぴったりフィットして音もよくなることが確認できて「進化」してるんだなと思いましたけど、ヘッドフォン(オーバーヘッド)のシリーズに関してはパッド形状など大いに不満。MDR-XB1000とMDR-XB500があるから新モデルは見送りでいいやという感じ。
そうそう、イヤフォンのXBシリーズはずいぶんとルイジ・コラーニ系のデザインですね。店頭でパッケージを見て思わず「コラーニのチョロQ」を思い出してしまいました。(ケースを含めたパッケージに「それ入ってるでしょ!」と)
閑話休題。
オーディオテクニカも新製品を発表し、ATH-ADシリーズが一新されるようですが、実際の製品でどうなるのか。(AD900とAD2000を使ってますが、良い変化なのか、ATH-Ax000→ATH-Ax000Xのような感じなのか・・・)
低価格(と言っても「通常の感覚」からすれば高級品)ポータブルヘッドフォンのATH-WSシリーズはATH-WS50が早々とWS55になって、WS70は今年WS77になり、上位のWS99が設定されたりしていますが、他にATH-ESシリーズも従来モデル+新モデルを追加と賑やかです。(ATH-WS50は2010年2月発売、ATH-WS55は2011年4月発売)
ヘッドフォン・イヤフォンの市場が大きくなっているから、売れ筋製品だからというプラス面があってのモデルチェンジや新製品投入だと思うんですが、もうちょっと落ち着いて製品開発して欲しいところ。
イヤフォンの場合はファッション要素が大きく、アクセサリー感覚だったりするんで低価格帯(3000円以下のもの)をどんどんモデルチェンジしていくのはわかるんですが、高価格帯までその流れになってくるとちょっと違うんじゃない?と思えてしまいます。(イヤフォンはポータブル機器と一緒に外出時に使用するんで消耗品という位置づけになってるんでしょうが)
「もうちょっと落ち着いて製品開発して欲しい」の代表はやっぱりソニーです。
昨年鳴り物入りで市場に投下したソニーのBAイヤフォン(バランスドアーマチュアイヤフォン)は1年未満ですべてモデルチェンジ。ソニーがBAユニットを内製して・・・ということでインパクトも大きかったと思うのですが、発売後1年も経たずにすべてモデルチェンジです。(タイの洪水被害で発売が遅れたのでほんと「製品寿命」が短かった!)
1年に満たない期間で総入れ替え、従来品より良くなってます、なんて状態じゃ「がっかり感」が強いんじゃないですか?(PC業界なら1年は長いんでしょうが、オーディオ機器ですからね)
去年のモデルを買った人は人柱だったわけ?アップグレードオプションが用意されていてもいいんじゃないの?などと嫌味の一つでも言いたくなります。
参考: AV Watchの記事から
オーディオテクニカ、8,820円の新SOLID BASSヘッドフォン「ATH-WS50」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100122_344142.html
オーテク、「SOLID BASS」新ヘッドフォン「ATH-WS55」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110329_435779.html
ソニー、アーマチュアイヤフォンに参入
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110920_478118.html
ソニー、BAユニット採用カナルの新モデル4機種
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120827_554455.html
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