2012年9月18日

"Back On CD" - CD回帰?

"Original Album Series" (ワーナー系)、"Original Album Classics"(SONY系)といった5枚組(または3枚組)の廉価盤シリーズが好調なようで、アメリカでは低価格なCDの売れ行きが良いんだそうです。

ワーナーの 5 Classic Albums には "BACK ON CD" のロゴステッカーが。


孫引きになりますが、以下引用。


史上初、アメリカで「旧作アルバム」の売上が「新作アルバム」の売上を上回る…旧作の低価格化が影響か
http://www.tana250.com/?p=7002
この新作と旧作の売上逆転について、Nielsenの分析員David Bakulaは、2012年度上半期に売上の期待できる大型の新作アルバムが出なかったことに加えて、レコード会社と販売業者が旧作アルバムの値段を続々と値下げしていることが大きく影響していると分析している。アメリカでは旧作アルバムが5.99ドル(約470円)や7.99ドル(約620円)といった低価格で販売されることもあり、分析員はこういった価格設定が「これまでに音楽を購入したことのない人」を含んだ新たな顧客を獲得しているのではないかと考察している。
旧作のリイシューが盛んになっていることの要素の一つに簡易紙ジャケの "Original Album〜" の充実があると思うのですよ。


1枚あたり10ドルのCDを買うより、特定のミュージシャンの旧作を(簡易紙ジャケパッケージながら)5枚で20ドル以下で買えるわけで、そのミュージシャンの「ベスト盤」を買うより手頃だし充実感もあります。

最近はSONY系のOriginal Album ClassicsではRCA音源のものが多数リリースされていて、ジェファーソン・エアプレーンやドリー・パートンなども一気に揃えることができて便利です。


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