今年を振り返ろうということで、まずは、自分が今年何をよく聴いていたんだろうかという話から。
リアルタイムの、2011年にリリースされたアルバムもそれなりに買って聴いてました。
ノエル・ギャラガーのソロ、ウィルコの自主レーベル第一弾、「元The Time」のオリジナル・セブン名義のアルバム、バングルス久々の新作、ブライアン・ウィルソンの新作、ビーチ・ボーイズ「幻のアルバム」スマイルが本当に出ちゃったとかいろいろありました。(スマイルはリアルタイムなんだかタイムスリップなんだか微妙ですが)
ノエル・ギャラガーのソロアルバムは思っていた以上に良かったですね。あー、これこれ。そこです、というツボ。熱心なオアシスリスナーじゃなかったけど、今回のアルバムは久々に良かった。
ウィルコの新作は「いろんなウィルコ」が入っていて、この一枚からウィルコを聴き始めるというのは幸せなことかもなどど。
オリジナル・セブンという名前で出した「元タイム」のメンバーの新作は今年プリンスの新作が出なかったこともあってよく聴きました。
バングルスは期待してなかったんだけど、良くてびっくり。1980年代の「マニック・マンデー」(プリンスの提供曲!)のあのバンドがオースティン・パワーズのサントラで再浮上して、今年のアルバムで第二の全盛期って感じ。
ブライアン・ウィルソンは毎年のように新作がリリースされてますが、昨年のガーシュインカバーに続き、ディズニーカバー。自分の原点を振り返るかのようなアルバムリリースでうれしい限り。2004年の「スマイル」でもそうでしたけど、「失われた期間」を取り戻すような活躍。来年も期待しちゃいます。
ビーチ・ボーイズの「スマイル」は、2枚組のものを買いました。90年代にも「スマイル」を発売するよって広告が出たことがあったけど結局リリースされずというのを経験しているので本当にリリースされるのか最後まで不安でしたが、本当にリリースされました。「スマイル」の楽曲の一部はすでにリリースされたアルバムにちょっとずつ入っていたり、「断片」はボックスセットで聴いたりしていたのだけど、ビーチ・ボーイズの「スマイル」として通しで聴くとやっぱり複雑な感じ。ブライアンの「スマイル」を参考にしているんで、アルバムの完成度はそっちがずっと上です。結局は未完成のアルバムだったのだなということがよーく理解できました。
他にベイルートの新作(前作を聴きまくったせいか、前作に及ばずの感)、ドラムスなどブルックリンをベースに活動するミュージシャンのアルバムも聴いてました。
フィル・スペクター関連作のリイシューもありがたかったけど、イギリスACEはすごい発掘をしてるし、過去音源のリイシューはどんどんやって下さい。お願いしますという感じ。(すでに多すぎてフォローできないぐらいですが)
CD棚が転倒、CDソフトケースへの移行、棚に余裕がということで、CDを買いまくった一年だったなと思います。ブックオフでのCD価格の「異変」があったり、CD WOW!でより安くCDを買うようになったこともこの一年の出来事。
写真のブルーベルズやオレンジ・ジュースを久々に聴き直してはまったり(オレンジ・ジュースはボックス買いました)、1990年代の「ブリットポップ」を今頃になって聴き始めたりというのもこの一年。特に「ブリットポップ」の一連のアルバムはとても安く購入できることもあってずいぶん買いました。
(勝手に「ブリットポップ」で盛り上がっていたらノエル・ギャラガーのソロが出て、再度ループ・・・という流れ)
2010年代になって1980年代や1990年代の音楽をじっくり振り返ってますけど、冒頭に書いていた今年の新作も1960年代から90年代から活動してた人ばかり。そういう意味では外れてないのだなと思ったりして。
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