2011年9月2日

消化映画 - 「山の郵便配達」(1999年)

山の郵便配達
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD132/

中国の映画。字幕にて、BS-TBSで放送されたものを録画して観ました。


話題になった映画なので概要は知ってたはずなんですが、1980年代初頭の湖南省西部の山岳地帯という設定は映画冒頭に説明されます。(そういう時代設定だとは思ってませんでした)

山岳地帯を2泊3日、過酷な山道をただただ歩いて郵便物を集配達するという行程。
淡々と進むストーリー。登場人物も少なく、父と息子、そして「次男坊」という名前の犬。(この犬が名演技!)
途中で出会う景色、人物がこれまた良い感じ。
父と息子の「わだかまり」など次第にわかってくる頃には引き込まれていました。
山岳民族(少数民族のトン族)の女性との出会いなんて良い感じ。ラジオに器を被せて音が良くなるなんてのもわかるわかるという感じ。

現在の中国ではこういう郵便配達をしているんだろうか、改革開放後もあの景色はそのままなんだろうか、などということも気になりました。





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