2010年11月10日

デジタルアンプ S.M.S.L. SA-36 (3) 初日の感想

通電開始から一日も経っていないので音が出たのを確認して、通電して音を出してバーンイン実施中なんですが、購入に至る経緯と使ってみた感想を。



デジタルアンプということでは、すでにケンウッドのKAF-A55を使っていました。
リモコン操作ができたり拡張性もあるし、音もなかなか。
デジタル入力で受けてからフルデジタルで増幅する機能はこの機種ならでは。(高いのは別として)
ヘッドフォンアンプとしても使えるアンプなので、これ一台でいろいろ使えるという点では良いアンプだと思います。

10cmフルレンジのバスレフ箱に入れたスピーカとの組み合わせは気に入っていました。
音量を上げてもうるさくならない、という点だけでも十分な性能を持っているアンプだなと思います。
(うるさくなる=バランスが崩れる、歪む)

機器構成を見直しているとケンウッド KAF-A55の「多機能さ」が活かせないな、ということで、同じデジタルアンプでシンプルなものをと思った次第。
(多入力DACを活かすことにし、スピーカ用のアンプは単機能で良いという判断に)


選択肢は国内メーカ製ではラステームぐらい。(高いのは除外)
となると海外製品を通販で買うか、ebayを含めた海外からの個人輸入か。

円高なので海外通販という選択肢も考えましたが、そんなに高いものではないので大きなメリットではありません。それよりも初期不良時の対応を考えると国内発送のところがベスト。
待たずに届くという部分もメリットですね。

デジタルアンプということで、有名どころのTOPPINGのアンプも検討(こことかここ)していました。
上位機のTP40やTP60が魅力的だったのですが、いかんせん高い。(でもトロイダルトランスの電源はうらやましい)


安い価格帯では、TOPPING TP20-Mark2 がいいかな、と思っていました。(ヘッドフォン端子は不要ですし、DACも不要)

国内で販売しているお店で一緒に売られている S.M.S.L SA-36 は安いのに部品はちゃんとしてるんだ、という程度だったのですが、スピーカの保護リレー(ミュートOFF)が付いているということで、これいいな、と。

電源をON、OFFしたときにポップノイズが出るか出ないように細工してあるかの違いではあるんですが、(能率の高いスピーカを使っていることもあり)気になると言えば気になる。
デジタルアンプの場合、消費電力が少ないこともあって通電しっぱなしというのが実際のところなんですが、保護回路があるというのは安心できます。

ということで、部品もちゃんとしてるしプッシュスイッチの電源は使いやすいだろうし、ボリュームも(9mm角ではあるけども)ちゃんとしたもの(ギャングエラーが少ないであろうというもの)を使っているしということで S.M.S.L. SA-36 にした次第。

届いてからも、分解編内部編に書いた通り、安い割にはしっかりした造りです。

音は最初はスカスカでしたが、次第にちゃんと出るようになってきました。
音量は稼げます。音量を上げたときのきつさがありますが、使っていくうちに落ち着いてくるかなと思っています。

現状では、まだまだ KAF-A55 のレベルにはなっていませんが、価格を考えれば納得できる内容だなと思います。

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