2010年10月5日

fi.QuestのJP1,2にスイッチ取り付け

ヘッドフォンアンプ、fi.Quest の基板裏面にある JP1 と JP2 にスライドスイッチを取り付けました。

「ジャンパ必須」に挙げられているオペアンプを使っていなかったので、そのままジャンパせずにOpenのまま使っていましたが、これで簡単にON/OFFできるようになります。


P3c fi.Quest Project 説明書スレ(仮) より
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/p3cproject/6/

JP1・JP2について。
この帯域カットジャンパはローノイズ型オペアンプに適用することで動作の安定性を図る。
LT1028(A)CN、LT1128(A)CN、LT1115CN、AD797ANはジャンパ必須。
OPA637適用時は積分回路として働きDCを出すので絶対に接続しないこと。

OFFにすると、出力電流的にOPAMP:634P:634Uの比率が1:10:10になる。ONにすると各々同じになる


OPA637を使う場合はJP1、JP2をオープン(スイッチをOFF)に。
それ以外はショート(スイッチをON)に。



JP1・JP2と間違えやすいのが、OPAMP実装面にあるDIPスイッチのSW1とSW2。
こちらは基板表面のDIPスイッチです。

基板上SW1/SW2について。
SW1はBUF634のWBモード発動スイッチ。(1-4pin間200Ω)
SW2はオペアンプ出力インピーダンス下げA47スイッチ。
(OPA637、LT1028等不安定なモノに適用すると安心かつ低歪率を達成するが、駆動力は下がる…でも基本ONの方がオススメ) 

ということで、SW1・SW2はすでにDIPスイッチが付いてます。
JP1とJP2はランドになっているだけなので、そこにスイッチ(スライドスイッチ)を取り付けるということです。

基板の表面実装用のランドは2mmピッチのスライドスイッチと適合するようです。
スイッチには本来基板との位置合わせの突起が出ているので、それを除去して端子をハンダ付け。
位置合わせの突起部はスライドスイッチを固定する意味合いもあるのですが、基板に穴が無いんで端子部のみで固定しています。

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