2013年4月24日

島森路子さん逝去

広告批評」という雑誌の編集者、編集長として活躍されてきた島森路子さんがお亡くなりになったとのこと。

朝日新聞デジタル:「広告批評」元編集長の島森路子さん死去 66歳 - おくやみ
http://www.asahi.com/obituaries/update/0423/TKY201304230157.html

広告をジャーナリスティックに論じた雑誌「広告批評」誌の元編集長、島森路子(しまもり・みちこ)さんが23日未明、呼吸不全で死去した。66歳だった。

「闘病中」という話は、亡くなられた草森紳一さんが「広告批評」に長期連載していた「中国文化大革命の大宣伝」を書籍にまとめた際の解説に書かれていたんだったかな。

広告批評という雑誌はすでに無くなりましたけど、人生の多感な時期にこの雑誌と接することができ良かったなと思っています。


「広告批評」という雑誌を知るきっかけは、天野祐吉さんがTBSの深夜帯のニュース番組に出演していたからなのか、朝日新聞の金曜日に掲載されていたコラムが先だったか。


最初は天野祐吉という人を面白がっていたんですけど、次第に「広告批評」という雑誌の面白さにはまり、すでに編集長になっていた島森路子さんを知りという感じ。
新聞連載のコラムに投書したらコラムで紹介されたり、広告批評に掲載されたりなんてこともありました。

広告批評からは「広告」そのもの以外にも、1989年から108回の長期連載となった(前述の)草森紳一さんの『文革連載』で中国の近現代史に興味を持つようになったりといろいろ影響受けてます。(仕事で中国に行く機会があったり、中国からの公費留学生や中国から日本に実習に来た方々と交流する機会がありましたが文革はタブーみたいな感じでしたね)


広告批評は月刊誌でしたけど、地方だとなかなか入手できない雑誌で、社会人になってからもこれを買いに仙台市中心部の書店まで買いに行ってたものでした。(その書店、宝文堂もすでに無く・・・)

66歳での逝去。早すぎます。
合掌

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