2012年10月18日

Dlife - the middle「ザ・ミドル 中流家族のフツーの幸せ」

なんだかんだでBSのDlifeの海外ドラマあれこれ視聴してます。
最近のお気に入りは "ザ・ミドル 中流家族のフツーの幸せ" というホームコメディドラマ。

30分の短いドラマなんで、Dlifeでは土日の夕方に放送してますが、最初は土曜だけ録画視聴してたんですけど、おもしろいんで土日とも録画視聴するようになりました。

ザ・ミドル 〜中流家族のフツーの幸せ シーズン1 



インディアナ州にある架空の小さな町オーソンが舞台である。妻のフランキー・ヘックは今のところ売り上げが最低の自動車販売員として、夫のマイク・へックは採石場で責任者として家計を支えている。
長男のアクセルは反抗期のティーンエイジャーである。彼はよく家ではボクサーパンツだけを履いており、何事においてもやる気がない。イケメンで自信家だが、成績で悩んでいる。2人目の子供で唯一の娘のスーは、感覚神経症のため歯の矯正器具をはめている。彼女はよく学校の部活動に入部しようとするが、必ず失敗するので、打たれ強い。末っ子のブリックはすごく明るいが世間的には変な子である。毎回のエピソードで解説書を読んでいる。

アメリカ中西部の架空の町を舞台にしたホームドラマなんですが、2009年に放送開始ということもあってか、不景気な時代のアメリカ白人家庭、タイトルは "the middle" 、日本語タイトルでも「中流家庭の」となっていますが、金持ちばかり出てくるアメリカのドラマばかり観ていると『レッドネック』『ヒルビリーズ』なんて言葉が連想されるくらいに中流以下というのがその印象。

親戚から服を譲ってもらったりとか、主人公で語り手の妻役の女性も販売成績不振の中古車ディーラの販売員。キャリアがあって働いているというよりも生計のために働いているというのが実態。

中西部の貧困とまではいかない家庭、子供たちはいろいろ問題があるという設定がリーマンショック以降のアメリカ社会を反映しているなと思います。

いままでだと金持ち社会中心のドラマ(ブラザーズ&シスターズや古いところだとビバリーヒルズ青春白書やアリーmyLove)がほとんどで、アメリカ社会って実際そんなもんじゃないだろと突っ込みを入れてましたが、この "the middle" はリアリティがあります。

日本でも『トレンディドラマ』でそんなわけないじゃんと言う夢見がちなドラマが多かったし、貧乏モノだとあまりにも脱線しすぎというのが実態。

この "the middle" は毎回楽しみにしてる番組です。

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