ジャケットがいかにも手抜きで普通だったらスルーしちゃうものなんですけど、演奏者名に "Dr. Fink"とあったので買ってきたというCDです。
ハードオフのジャンク箱で105円。たまにはチェックした方がいいですね。
http://artist.cdjournal.com/d/-/1193040397
様々な名曲をノンストップ・メドレーでつづるフックト・オン・シリーズのビートルズ編。6パート全31曲を意外とオリジナルに忠実なアレンジで聴かせてくれる。割と時代別に並べられている選曲と嫌味のない演奏にも好感が持て、この手の企画としては成功。
Dr.フィンク&ザ・ミステリー・バンドって実態がよくわかりませんが、Princeのバンド、Revolutionsでキーボード(シンセ)をやってた Dr. Fink だというのは確実なようです。
Dr. Finkは "Dirty Mind" から "Lovesexy" までの長い期間、Princeと一緒に活動していた人で、医者のコスチュームで演奏していた白人ミュージシャンだから見た記憶があるという人も多いんじゃないでしょうか。
上のCDジャーナルの解説だと通り一辺倒のことしか書いてないうえに、バンドの情報が全く無いんですが、こちらではバンドの正体もちゃんと書いてあります。
http://www.discogs.com/Dr-Fink-And-Mystery-Band-Hooked-On-A-Beatles-Tribute/release/999009
Dr. Finkは、ベースとドラム、キーボードを演奏し、プロデュース、ミキシング、録音もやったようですね。
日本での発売元がテイチクのOVERSEAS RECORDSという「がっかりレーベル」なのでジャケットデザインは日本盤仕様になってます。
#OVERSEAS RECORDSってT-REXやJimi Hendrixのブートまがいのものを沢山発売していたり、イギリスの60年代ロックの原盤がどうなっているのかわからないものをリリースしていたりとあまり良い印象が無いのです。
プリンスが好きでビートルズも好きという人であれば見つけたら買っておいた方がいいかもと思います。
Dr. FinkのWeb
http://www.doctorfink.com/index.html
AllMusic
http://www.allmusic.com/artist/dr-fink-p26367/biography
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