2010年9月4日

ヘッドフォン DENON AH-D5000 (修理から戻ってきました)

DENONのヘッドフォン、AH-D5000を入手したのはいいんですが、格安だったこともあり、布巻ケーブルがほつれ、内部の線材が見えてるような状態でした。

安価入手だったので最初からケーブルを交換して使うつもりでいたので、DENONのサービスに送ってケーブル交換をしてもらいました。

ちょっと時間が掛かりましたが、とても親身な対応をしていただいてDENONのサポートは噂通りすごいものがあるなと思いました。


AH-D5000のケーブルは、「音質を重視したY型高純度7N-OFC布巻きコード」なのですが、これがなかなか固いケーブルで柔軟性が無く絡みやすい(クセがつきやすい)のです。
布巻も締め付けが弱くほつれやすいので内部線材が見えてしまことが多いようです。

その点、上位機のAH-D7000では改善されていて、「コードが絡みにくいエラストマー+布巻きシース採用」となっています。

下位機のAH-D2000では「音質を重視したY型OFC布巻きコードを使用」となっていますが、実際に触ってみると柔軟性があり、布巻の締め付けも強め。

部屋での利用を想定しているヘッドフォンなので、ケーブルの柔軟性はあまり考慮されていないのかもしれませんがちょっと残念なところです。

小傷は多数。元々、そういう点は気にしないのでありました。


暑いので密閉型ヘッドフォンの出番が減っていますが、久々にAH-D5000を使ってみました。
(暑いのにValve-Xを使ってます)

側圧が弱めなので装着感は快適。長時間使用しても痛みが出るということはありません。
パッドは合皮製ですが、低反発素材が入っていて耳に馴染みます。(AH-D2000と共通かと思います)

音はクセが無く、何にでも合うと思います。密閉型ではありますが、音場も広め。
低い方も結構出ているし、細かい音も出るのでCDを聴いていても「あ、こんな音入ってたんだ」と気付くこともあり。
遮音性はあまりよく無いし、音漏れはあるようですが、屋内利用なので問題無し。

そろそろ新型が出るのかもしれませんが、長く使えるヘッドフォンだなと思います。

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