C&C Box + というポータブルヘッドフォンアンプについてです。
低価格帯のひとりアンプタワーの写真、一番上のものです。
C&C Box V2の後継モデルのようです。(比較方法もメーカWebサイトに出てます)
C&C Studio Lab
http://www.headb.com/index.html
製品紹介はここです。
http://www.headb.com/box_plus/index.html
小型で結構軽いです。iPod miniと同じぐらいです。奥行きがあるのでiPod nanoだと(第3世代以外は)すっきりまとめられて良いと思います。
充電式(リチウムイオンバッテリー)で一回充電すると結構長時間使えるんで便利です。
メーカでは80時間動くと書いてますが、そこまで試してません。
正面のデザイン、左から電源スイッチ(プッシュスイッチ)、Phone、LED、In、ボリュームとなってまして珍しいプッシュ式の電源スイッチです。(たいていトグルだったりするんですが)
背面には充電用の12V DC入力、そしてSF、LF、GCというスライドスイッチが3つ並んでます。
SFはSound stage compensationというもので、クロスフィードみたいなもの。
LFはBassブーストで、GCはゲインコントロール(2段階)です。
昨日に続いてヘッドフォン、GRADO SR80とATH-ESW9での視聴です。
ガリノイズは無し。ギャングエラーは最小音量近くでのみ。
GCはLOWのままでも十分音がでかいです。ATH-ESW9だと10時くらいで十分な音量です。
LFはOFFのままでも低音強いです。
SFをONにすると音の広がりがずいぶんと違います。なので常時ONにしています。
(CORDAやHeadRoomの同様のものよりも効果が強いようです)
低音は強めだけど、低いところまで出ているという感じではないです。(伸びが無い)
SFのおかげで空間が広く、定位感も良好です。
ボーカルはちょっとひっこみ気味になんですが、丁度よいぐらいの大きさに定位します。
ただし、女性ボーカルのサ行の発音が気になる面も。
曲によっては高域がちょっと刺激が強すぎる感じ。しゃりつきます。
ガムランなど高音域中心の音楽を聞くとアンプの味付けが強く感じ、ちょっと元の音と違ってしまいます。そこは難点。(SFをOFFにすると若干改善されます)
ゲインたっぷりのアンプなので、鳴らしにくいヘッドフォン、イヤフォンでも問題無く鳴らしてくれると思います。
SFの効果が強いので楽しめます。
ちょっと大きめの音量にするとバランスが崩れがち。低音が強く、高音がきつく感じてしまいます。
通常の音量(人それぞれでしょうが)で聞くにはバランス良いです。
SFや低音もそうなんですが、うまく聞かせる音づくりなんだなという印象です。
新品だと$109.5とのことですが、その値段で買うんだったらお奨めしません。
Head-Fiとかオークションで安く売ってたら買ってみたらとは思います。
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