2014年12月29日

2014年のマイブーム(原田知世)

原田知世を再度発見したのが私の2014年。

NHK総合でのドラマ「紙の月」(原作は角田光代の同名小説)放映、映画「時をかける少女」が放送されていたんで、それを録画して何度か観てというところから、リアルタイムで接していたスウェーデンのトーレ・ヨハンソン氏がプロデュースしたアルバムを久々に聴いて、そこから近作、伊藤ゴロー氏プロデュース作を買ってみたらこれがなかなか良くて、彼女のディスコグラフィーを調べてみるとわかるんですが、数作毎にプロデューサーを変えつつ、息の長い音楽活動をしているんですよ。


俳優としてのデビュー(しかも薬師丸ひろ子に続く角川映画の〜的な存在)だったのでアイドル歌手とはちょっと違う感じではあったものの、同時期にデビューした歌手の中では「定期的にアルバムを出す」という音楽活動をしている希有な存在。(しかも俳優さんだしねぇ)
1990年代以降、2000年代(0年代)、そして現在に至るまで長いブランクもなく、しっかり音楽活動されてます。いやぁ、そこまで深く調べてなかったんで驚いたのと、プロデューサーによってこうも変わるもんかという適応能力(いや、これは本人の潜在能力なのだろうなとも思うけど)がすごい。
高橋幸宏氏や高野寛らとpupaというバンドもやっていてアルバムもすでに2枚出てますしほんと多彩。

1990年代前半以前のアルバムは廃盤なので中古で買うしかないんですが、これがなかなか入手難だったりするのがほんともったいない状態ですよ。

鈴木慶一氏のプロデュース作品では、1994年発売の「カコ」(植田正治氏の写真がジャケットに使われているあれ)がツボ。(鈴木慶一プロデュース作は1992年のGardenから1996年のCloverまで3.5枚)

「女優の気まぐれ」「余興」ではない、本格的なものですんで、そこんとこわかった上でぜひ最新作「noon moon」の試聴を。


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