2013年8月22日

Apple Store で iPod classic のバッテリー交換(という名の現行モデルとの交換)

HDD搭載の iPod classic はモデルチェンジしないまま販売が継続されてるってだけの状態ですけど、高容量でシンプルな操作はやっぱり素敵。
iPod と言えば、以前はこの形が当たり前なんだけど、第6世代から "classic" という名前が付いて、孤高の存在という感も。

日本だと "iPod classic" だけど、USだと "iPod Classic" という表記になってるんですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/IPod_classic
http://en.wikipedia.org/wiki/IPod_Classic#6th_generation

他にも日本では第6世代を細かく見て現行モデルは「第6.5世代」という位置づけになっているようです。(英語版Wikipediaにはその記述はなし)


iPod classic という名称になってからの iPod は2007年発売の80GB(ブラック)と2009年発売の160GB(シルバー)を使ってます。
(日本語版Wikipediaの表記で言えば、第6世代と第6.5世代ということになります)

iTunesライブラリが80GBや160GB以内であれば、iTunesライブラリをそのまま持ち出すことができるんですが、私のiTunesライブラリはそれよりもずっと大きいんでそのまま持ち出すことはできません。

そんなわけで80GBの iPod classic は、追加日をもとにしたスマートプレイリストと良く聞くアルバムをまとめたプレイリスト(Beatlesの全アルバムなどの愛聴盤)を同期させて使ってました。


これだととりあえずこの iPod classic だけあれば、クルマのオーディオに接続して長時間あれこれ再生できるんで長距離運転時にも飽きないで済むという存在。

とはいえ、長期間の利用でさすがに電池の持ちが悪くなってきました。
クルマのオーディオと接続するときは給電されながらなので問題ないんですけど、単体で使う時に「あれ、こんなに電池減ってるのか」となるわけです。

Appleの場合、iPodの電池は容易に交換できないようになっているんで、電池交換となるとケースを分解して互換バッテリーを買って自分で交換するか、Appleに電池交換を依頼するかになります。
古いiPod、第4世代や iPod mini であれば交換も容易なんで自分でやっちゃうんですが、第5世代以降は難易度が上がって自分でやるのもなぁ、ということでAppleに依頼することにしました。

Apple - サポート - 修理サービス Q&A センター バッテリー交換
http://support.apple.com/kb/index?page=servicefaq&locale=ja_JP&geo=Japan&product=ipod

「すべてのiPodが対象になるわけではない」ということのようです。

修理料金
http://support.apple.com/kb/index?page=servicefaq&geo=Japan&product=ipod&select=REPAIR_PRICING

ここを読むと、
  • iPod shuffle は第2世代(2006年9月発売)以降
  • iPod nanoは第2世代(2006年9月発売)以降
  • iPod classicは、iPod 80 GB(つまり第6世代=2007年9月発売)以降
  • iPod Touchは初代(2007年9月発売)から
というのが現在の対象モデルになっています。
製造打ち切り後(次のモデルが出てから)の「6年」あたりに対象の基準があるようです。

電器製品の製造打ち切り後の補修用性能部品の保有期間は経済産業省(旧通商産業省)の通達で定められているようですが、経産省のそのものずばりの文書が見つからなかったので、わかりやすいPanasonicのページで。

Panasonic - サポート 家電製品の上手な使い方
保証書・故障したとき
http://panasonic.co.jp/cs/kaden/hosho/

Panasonicの場合、「ポータブルCDプレーヤー」は8年、「ヘッドホンステレオ」「CDラジカセ/ラジカセ」「ラジオ」は6年と差があったりして謎なんですが、iPod の場合はPanasonic基準で言えば「ヘッドホンステレオ」になると思うんで、6年が目安になるのかと。Appleの基準と合致することになりますね。

※追記(2014年3月3日)
 こちらも合わせてお読み下さい。
 Apple製品のサポート期間(ビンテージ製品とオブソリート製品)
 http://tiiduka.blogspot.com/2014/03/apple.html
※追記ここまで

iPod 第1世代から第5.5世代まではバッテリー交換の対象外だからDIYするしかないんですね。iPod mini や 初代shuffle ももちろん対象外。

音楽プレイヤーとしては、最新のMacOS、最新のWindowsでも、最新のiTunesでも使えるのが「iPodのすごさ」だと思うんですが、さすがにハードウェアの修理、バッテリー交換という修理に関しては「有限」なようです。


というわけで、バッテリー交換の対象になっているうちにAppleで(有償)交換してもらうのが良いだろうということで、Apple Storeで修理をすることにしました。

バッテリー以外の「不具合」があればNGなんですけど、私の場合は細かいキズがあった程度なんでそちらは問題無し。以下の対応となりました。



4,800円 という修理代金で iPod classic 80GB(第6世代)が iPod classic 160GB(第6.5世代)になりました。

http://support.apple.com/kb/HT1353?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP



iMac(OS X 10.8 + iTunes 11)に接続するとこの画面。


「新しい iPod へようこそ」という画面には、iPod Touch, iPod nano, iPod shuffle の写真だけ。iPod classic はもう想定してないってことなんですかね。寂しいですねぇ。
(ようこそ画面に写真が無いだけで iTunes 11と組み合わせても問題なく利用できるんですけどね)

これで iPod classic 第6.5世代160GBが2色揃いました。
片方には図書館で借りたCDのリッピングで160kbps/MP3のものを同期。自分で所有してない楽曲を同期させ、中古CD漁りのお伴に。
もう片方には最近追加スマートプレイリスト+愛聴盤を同期させて使うことにします。

2 件のコメント:

  1. この情報、もっと早く見つければ良かったです。
    さっき、修理料金のページにアクセスしたら、初代classic80GBは修理対象から外れていました。
    なので、製造終了後ではなく、製造開始後から6年が限度なのかもしれません。

    4800円で160GBになるなんて、信じられない良対応ですね。

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    1. コメントありがとうございます。
      私はそろそろやばいかも、と思っての交換依頼でした。
      年数は明かにしていませんが、6年というあたりに壁がありそうです。

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