2012年5月17日

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-111)

ソニーのポータブルCDプレイヤー、Discman D-111です。
1992年9月発売のモデルだそうです。1991年発売のD-101の後継機という位置づけのモデルかと。
D-101はマルチビットDACでしたが、D-111では1bit DAC採用になっています。

上蓋の窓のところに DBB と 1bit DAC 、コンパクトディスクのロゴがあります。


上蓋は結構大きく開くので扱いやすいです。
CDをセットする部分はチャッキングありです。
上蓋の開閉機構は写真にあるようにプレス材料を用いたもので、しっかりしてます。


底面にDiscmanのロゴが入ってます。
電源は単3電池2本、DCジャックはDC6V(センター+)です。


操作部はオーソドックスなもので、左側面には端子やスイッチは無し。
上蓋手前の部分にスイッチがまとまっています。
左から、OPEN、PLAY MODE、REPEAT/ENTER。その下のスライドスイッチはHOLD/RESUMEです。


液晶表示部はレベルメーターなどのギミックは無くオーソドックスなもの。


右側はSTOP/CHG(専用充電池の充電用)、再生/一時停止、曲戻し、曲送りのスイッチが上面にあり、BASS BOOSTはNORM,MID,MAXの切り替え式。(スライドスイッチ)
右側面手前にヘッドフォンジャック、奥にボリューム、ラインアウト(アナログのみ)となっています。



CD数枚を連続して再生できるので、電池の持ちは結構良いという印象があります。
取説で確認してみたら(当時の)アルカリ電池2本で約2.5時間とのことなので、この値がニッケル水素充電池2本での電池の持ちに近いかと。

取説より。


別売りの充電池(NiCd充電池のBP-DM10)だと充電に3時間、約2時間の再生とのこと。



上位モデルからリモコンや充電池を外した廉価モデルなのですが、音はなかなか良いです。
AKG K601のようなヘッドフォンでも十分な音量で再生可能なのはありがたい点。

サイズ:132.3 x 30.3 x 150.8 mm(w/h/d)
重量:340g(充電池込)


3 件のコメント:

  1. いつもブログ拝見してます。

    ジャンクで買ったポータブルCDプレイヤー(D-E400)が壊れてしまったので新しい物を購入したいのですが、お詳しいTiidukaさんに質問させて下さい。
    主にレンタルCDの試聴に使うので、「早送りの時の間隔が細かくて音程が変わりにくい機種」がいいのですが候補になりそうな物をご存じないでしょうか?
    なるべく安く上がると嬉しいです。

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  2. 焙じ茶さん、コメントありがとうございます。
    レンタルCDの試聴=店頭での試聴ということでしょうか?

    プレイヤー本体での操作を考えると現行モデルのD-NE241が良いのかなと思います。
    操作面、液晶が蓋の上にまとまっていて扱いやすいです。
    http://tiiduka.blogspot.jp/2011/05/cd-sony-d-ne241.html

    D-EJ002は本体側面のスイッチ配置、液晶も小型です。
    D-EJ002では別売りのACアダプタもD-NE241では付属しています。

    音飛び防止のD-PROをOFFにした状態で早送り、早戻しをしてみましたがスムーズでした。
    音程が変わりにくという点は音飛びガードをOFF(非圧縮)にすることで防げるかと思います。

    中古でということであれば選び放題なんですが、耐久性を考えると「これ」というものがなかなか・・・難しいですね。

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  3. 返信ありがとうございます。

    お察しの通り、店頭での試聴です。
    D-NE241は本体での操作性が良さそうで、私の使い方ではピッタリの機種のようですね。早送り、早戻しの確認もして頂きありがとうございます。

    思い切って現行機の新品のほうが安心して使えそうですし、D-NE241を購入しようと思います。
    お応え頂きありがとうございました。今後もブログの更新楽しみにしてます。

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