2012年4月9日

ポータブルCDプレイヤー(Panasonic SL-CT490)

パナソニックのポータブルCDプレイヤー、SL-CT490です。

先日紹介したパナソニックSL-CT500の一つ前、一年前のモデルになります。
2002年2月発売のモデルです。

パナソニック SL-CT490製品情報
http://ctlg.panasonic.jp/product/spec.do?pg=06&hb=SL-CT490
http://panasonic.jp/support/product/audio/SL-CT490.html

製品の特長
  • コンパクトに持ち運べる薄型CDフォルムデザイン採用
  • "音飛びゼロ"を追求した耐振機能「音飛びバスター(アンチスキップシステム)」搭載
  • 使いやすい電子ボリューム付き6キーリモコン付属
  • たっぷり楽しめる約65時間再生&CD-R/RW再生対応

変わったデザインというより、面白いデザインという感じ。魚っぽいというか。


再生状態、バッテリー残を示す液晶は丸いレンズの奥に。水族館というか潜水艦というか・・・


液晶の下にほとんどのスイッチが並んでいます。側面にあるのはHOLDスイッチのみ。


上蓋は大きく開くパナソニックらしいデザイン。CDのチャッキングはプッシュリリース式ではありません。


底面に電池ケースがあります。単4電池2本なのですが電池ケースの蓋が大きいです。


側面にはストラップホール、DCジャック(ACアダプタ用と外付け電池ケース用)。DCジャックはDC4.5Vセンター+です。


その右にはHOLDスイッチとヘッドフォンジャック。
ラインアウト端子はありません。ヘッドフォン端子のみです。


2002年初頭のリリースということで、AppleのiMac(初代ボンダイブルー)の影響を感じます。
上蓋を開いてみるとこんな感じ。外周部をわざわざ透過する色にしてます。
上蓋に操作スイッチ、液晶があるのですが、上蓋とボディを接続するフレキシブル基板が細い(狭いピッチで幅も狭い)です。デザインに配慮してということだと思われます。


HOLDスイッチを解除しても動作しない、液晶表示しない場合は上蓋との連結部のフレキシブル基板が折れている可能性があります。
(上蓋に操作スイッチ、液晶を配置している製品の宿命なんですけども)

電池の持ちは取説から。



単4電池2本で約16時間(アルカリ電池)・約12時間(ニッケル水素充電池)と単3電池2本で動くSL-CT500と比べ再生時間は短いです。
(SL-CT500はアルカリ電池2本で約35時間、ニッケル水素充電池2本で約17時間)

製品特長でもある「音飛びゼロ"を追求した耐振機能」ですが、この機能はOFFにできません。
最大約48秒間を先読みしてメモリに蓄えるという仕組みです。



「お知らせ」の二段目にあるように「耐振機能はデジタル信号圧縮技術を使用」というのが残念なところ。ヘッドフォン端子からの音はCDクオリティではなく、圧縮音源の音ということです。

SL-CT500ではリモコンで切り替えできるようになっていますが、このSL-CT490では変更できない仕様です。


AV Watch - 松下、薄型CDフォルムのポータブルCDプレーヤー
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020123/pana2.htm

関連 パナソニックのポータブルCDプレイヤー(SL-CTシリーズ) http://tiiduka.blogspot.jp/2010/05/cdsl-ct.html

0 件のコメント:

コメントを投稿