シンプルな普及機です。
1998年8月の発売。標準価格9500円とのこと。
音飛び防止無し、Line Out端子無しというシンプル構成です。
しかし、サイズが大きいです。（しかも分厚いんです）PC用のドライブみたいなサイズです。
DSLという低音補正機能だけというのが良いです。（デフォルトはOFFだし）
以前、AIWA XP-V30を紹介していますが、このプレイヤーもヘッドフォン端子の音が良いです。
電源は単3電池2本またはACアダプタ(DC6V)となっています。
裏面の写真を見てもらうとわかると思いますが、単4電池用？と思うくらいの設置面積があります。
操作部のスイッチは筐体サイズと比較すれば小さめ。
スイッチとスイッチの間にスペースがあるので押し間違いをしないというメリットも。
AIWAというブランドが終了してしまったので、Webでの過去資料検索もなかなか思うように進みませんが、XP-V30といい、このXP-275は廉価機だと思うんですが、それがよかったのか音が良いです。
追記：リリース文が見つかりましたので転載します。
アイワ株式会社 1998年7月10日発表のリリース文より。
アイワは、CDが気軽に楽しめるポータブルCDプレーヤー《XP-275》を下記内容の通り発売します。
本機は、市販の単3ニカド充電池対応、電池切れの不安を解消する3段階電池残量シグナル、重低音再生DSLを搭載しています。基本機能を重視しながらお手頃価格を設定した、ポータブルCDプレーヤーのベーシックモデルとして訴求してまいります。
主な特長
●単3形ニカド充電池(市販品)対応
●ACアダプター付属
●電池切れの不安を解消する「3段階電池残量シグナル」
●重低音もしっかり再生する「重低音DSL」
●リピート再生(1曲/全曲/ランダム)
●ランダム再生
●耐熱ABS樹脂ボディ
●カラーはシルバー
主な仕様
出力端子 ヘッドホン12mW+12mW/ラインアウト(ステレオミニジャック)
入力端子 DC6V家庭用電源
電 源 充電池DC2.4V単3形ニカド(市販)×2、
乾電池DC3V単3形アルカリ×2、家庭用電源(アダプター付属)
電池持続時間 単3アルカリ乾電池 約8時間
最大外形寸法 147(W)×32(H)×158.5(D)㎜
質 量 約260g(乾電池含まず)
付属品 ACアダプター、ステレオヘッドホン
シンプルなデザインゆえに時代を感じさせないので、1998年モデルだとは思っていませんでした。
12年前のモデルだったとは思いませんでした。
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