http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD6262/
2004年、アメリカ+フランス制作
地デジ(テレ朝系 日曜洋画劇場)で放送されたものを録画してたんで観ました。
TAXIは最初のを面白く観たけど、その後のシリーズは未見。
フランスの映画をアメリカでリメイクするとどうなるんだかと怖いモノもありつつ。
主役となるタクシーはアメリカ車。適役の銀行強盗はBMW。
カーアクション+コメディという要素がうまいことまとめられてました。
地上波放送なんで編集されているんでしょうが、最後はまぁ都合良くって感もあり。
昔、任侠映画を観た客が映画館を出ると〜といった話がありましたけど、こういうカーアクションモノを観てクルマを運転して帰るってのは危険な感じ。
「奇蹟のイレブン 1966年W杯北朝鮮VSイタリア戦の真実」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7145/
2002年、イギリス制作
BS11で放送されたもの。BS11の映画、結構マニアックです。
http://www.bs11.jp/movie/1427/
かつて世界を熱狂させた北朝鮮の男たちがいた
サッカーワールドカップ1966年イギリス大会。そこで世界のサッカーファンから"ワールドカップ史上最大の衝撃"として記憶されている伝説が生まれた。サッカー後進国アジアの小国北朝鮮が巨人イタリアを破ってベスト8に進出したのだ。
その伝説の舞台であるイギリスに生まれた監督は、4年間にわたる交渉の結果、2001年10月に北朝鮮での撮影を正式に許可され、前例のないプロジェクトが動き出した。
本作は当時国民的英雄となった選手や対戦相手の生存者を捜しあて、世界を熱狂させた彼らの物語と北朝鮮の真実を様々な取材を通して明らかにした感動の記録である。
BS11の番宣から引用しましたが、この通りの映画。
当時の選手やコーチ(35年後!)、開催地での関係者などが映画に出てきます。
北朝鮮のサッカー、昔強かったという話は耳にしたことがあるけど、その「奇蹟」の前後を追いかけたドキュメンタリー映画。北朝鮮の「陽」の部分が紹介されているという珍しい映画でもあります。
第8回ワールドカップのことはWikipediaで。
映画でも触れられていますが、本選への出場枠は「アフリカ・アジア・オセアニア」で1チームのみという不条理さ。結局オーストラリアに勝った北朝鮮がワールドカップに出場(朝鮮戦争で戦った国同士なので中立国だったカンボジアで予選だったとは驚き)することになるんですが、開催国イギリスの外交上の「配慮」(苦慮)なども回想されていて、当時としてはそうだったんだろうなと。
一次予選のグループ4は、U.S.S.R.(ソ連)、チリ、イタリア、北朝鮮。
回想シーンや北朝鮮で撮影された選手たちへのインタビューなどをはさみながら映画は進んでいくんですが、選手たちの平均身長が165cmだったとか、一次予選の開催地の「判官贔屓」で北朝鮮を応援する観客がほとんどだったとか結構知られていないことが多いんだなと。
アジア勢としてのワールドカップ初勝利とグループリーグ初突破するわけですが、選手たちも「アジア勢として」という点を意識していたんだということがよくわかります。
制約があっての取材なんだという点を差し引いても開催国イギリスの人々が彼らの活躍をきちんと応援していたということがよくわかった映画でした。
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